コラム
任意後見
長年つれ添った配偶者がお亡くなりになり、相続手続きや様々な相談を受けた方から久しぶりに連絡がありました。
お子様がいらっしゃらず独りで生活されていたその方は、入院をすることになり今後の生活に不安を感じたため、任意後見のことを聞きたいというものでした。
説明を聞いたのち、私に任意後見人をお願いしたいとご依頼いただき、その後十数回の話し合いを重ねて契約をすることになりました。
その話し合いの中では、日常の何気ない会話をしつつも将来の生活や財産のこと、死後のことについて話しました。またエンディングノートを活用することもありました。
自分の将来のこと人生のことを本気で考え、話し合うパートナーとして、司法書士を選んでいただけたのはとても嬉しいことです。
今後も我々司法書士が頼れる存在でありたいと思います。